1980年に東京・大田区で創業した岸本工業の特徴についてご紹介します。
1980年に東京都品川区で創業した岸本工業。創業当初は大手家電メーカーに部材を調達することを業務としていましたが、1989年に町工場が集積する下町・東京大田区に移転。マシニングセンターやNCフライス盤を導入して、自社で部品を製造するメーカーになりました。
現在ではプラスチックの精密加工を主体に、大手家電メーカーの部品加工や、研究機関向けの特殊器具の製作などを請け負う部品メーカーとして、高い評価を受けています。
岸本工業は「フルフラット加工」と呼ばれる独自のプラスチックの精密板加工技術や、アクリルの透明度を高くする「可視化加工」など、樹脂に関わる特殊な加工技術を持った企業。その技術を応用した治具を製作することで、大学の研究室や研究機関、大手メーカーの開発部門などの新技術開発に貢献しています。
樹脂加工の技術レベルが高く、宇宙航空研究開発機構や理化学研究所、東京大学、早稲田大学、慶応義塾大学の研究室などの研究用部品を製造する岸本工業。
さまざまな部品を作れる高い技術を持つ町工場の集積する東京・大田区の地の利を生かして、精密な金属部品や自社の精密に加工した樹脂パーツを組み合わせた、オーダーメイドの治具を作っています。
対応技術 | 実験用治工具設計や組み立て・リバースエンジニアリング・フライス加工・切文字・3次元切削加工・ 旋盤加工・マシニング加工など |
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査定無料 | - |
対応処理 | フルフラット加工・アクリル可視化加工など |
対応素材 | 汎用プラスチック・アクリル・ガラス・カーボン・セラミックなど |
大学の研究室や研究機関の実験用器具を受注している岸本工業では、自社で精密に加工した樹脂を、3次元測定器や画像測定器、小型表面粗さ測定器で検査したり、アクリル可視化加工の透明度を確認するために高精度カメラで撮影するなど、ニーズに応じて細やかな検査を行っています。
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会社名 | 有限会社岸本工業 |
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所在地 | 東京都大田区西六郷4-18-8 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
休業日 | 記載なし |
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