工数削減やコスト抑制が目的の調達代行依頼ですので、必要以上の仕入を発生させるわけにはいきません。
部品などの仕入については多くの会社でロットがあり、一定数仕入れなければ納品してもらえないケースもありえます。
しかし加工部品調達会社では多くの取引先からの注文を自社独自のネットワークで依頼していくため、中には1点だけなどわずかなロットでも対応可能な業者がいることがあります。
自社の必要量に合わせて、必要な部品だけを仕入れられる業者がおすすめです。
ネットワークが広く多くの提携加工先を有している場合、前述した通りのスケールメリットはもちろんのこと、加工の種類もさまざまなものに対応できることがあります。
自社の取引先では行ってもらえないような特殊な加工や複雑な加工、大きな部品の加工など色々な加工技術のニーズに対応できることがあります。
このように提携加工先が豊富な加工部品調達会社であれば自社としての選択の幅も広がるため、適切な加工部品の手配が可能になります。
丸投げ依頼してしまうということは、自社でほとんどの管理ができなくなってしまうことを意味します。
加工の手配から品質管理・納期管理といった加工先とのやりとりも直接でなくなる分、管理面で自社の手が届きにくくなってしまいます。
実績の多い会社であればそれだけ多くの企業に長く取引を続けてもらえているということなので、信頼性が高いといえるでしょう。
信頼の高い企業であれば提携加工先に対する交渉力も強いと考えられるため、安心して任せることができます。
部品加工に関する業務を一元して代行依頼すると、品質管理などを自社で十分に行えなくなってしまいます。
その場合、依頼する加工部品調達会社側での管理業務に対する信頼性が重要になりますが、1級・2級機械検査技能士などの有資格者によるチェック体制やその他検査体制の徹底が行われている業者の場合は作り直しリスクを減らせる可能性があります。
これらの管理体制がしっかりしている業者であれば、自社で管理するよりも厳格な管理状況となっていることもあります。
多品種の部品に対応できる企業として
公式HPに取引実績が記載されていて、
実績数が多い加工部品調達会社3社(2023年1月6日調査時点)をピックアップしました。
あなたの会社が一番重要視するポイントから選びましょう。
加工数
複合加工部品を1個から
お願いしたいなら
エージェンシーアシスト
①部品一個、図面一枚から対応可能(500個~1,000個相談などもOK)
②3D図面の見積もりができる
③1級・2級機械検査技能による精度の高い検査が可能
大量ロット
ロット数の多い部品
をお願いしたいなら
佐渡精密
①国内・海外の800社以上との取引実績
②設計・加工・組み立てを一貫して行い、コストを削減
③寸法公差±2µmの高精度なオーダーが可能
短納期
見積もりと納品を即日
でお願いしたいなら
ミスミ
①3Dデータを入れて瞬時に見積りができる
②製造可否を事前に確認でき、できない場合は変更を提案
③3Dデータから自動で加工プログラムを作成し受注と同時に製造